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イベント説明

イベント期間:2023年10月~2024年02月

高雄市茂林区の「紫蝶幽谷」という現象は毎年10月からスタートし、翌年2月まで見られます。ルリマダラの群れは、現在、大武山の荖濃渓支流の溪谷に集まり、越冬しています。春になると、次々と北へ戻っていきます。これは生物学的には「集団越冬」と言われる現象で、毎年約10万から20万匹のルリマダラが茂林地区で冬を過ごします。

紫蝶幽谷について

台湾の「紫蝶幽谷」とアメリカの「帝王斑蝶谷」は共に名高く、どちらも世界レベルの自然遺産に属しています。茂林は世界にわずか2か所しかない越冬型の蝶の谷の一つで、毎年11 月頃から翌年 3 月まで、ルリマダラは寒さを避けて集中的に大武山山麓へ飛来し、春になると続々と北へ帰って行きます。

毎年冬になると、ルリマダラはハングライダーのような形の紫色の翼を羽ばたかせ、台湾南部のルカイ族、パイワン族の聖なる山─大武山山麓の風の無い暖かな山谷に飛来し、最高100万羽以上の越冬集団「紫蝶幽谷」を形成します。太平洋の彼方、メキシコの「帝王斑蝶谷」と並び、現在世界で2種類の大規模な「越冬型の蝶の谷」に挙げられています。(紫蝶幽谷は地名ではなく、蝶類研究者が、ルリマダラが集団越冬する生態現象を指すのに用います)。

  • 紫蝶飛行圖
  • 長年に渡る追跡観察を経て、専門家はオオムラサキの飛行ルートが茂林をスタートして月世界、嘉義の達娜伊谷、雲林の林内郷湖本村、彰化の八卦山、対中の大肚山、苗栗の火焔山を経由して再び新竹の竹南に戻るという蝶の高速道路を形成していることを発見しました。これらの世界でもトップクラスと見なされる自然生態の景観は、台湾で最も壮観な国宝級の自然現象の一つです。また、国際的な観光とグルメのバイブル《ミシュラングリーンガイド台湾》に3つ星(最高レベル)として推薦された、この必見観光スポットは、台湾で唯一選ばれたエコツアースポットでもあります。これらの茂林蝶幽谷の群れは主に、ホリシャルリマダラ、ツマムラサキマダラ、マルバネルリマダラ、小ルリマダラで形成されています。彼らが群れとなり共に越冬する時には、世界各国から多くのルリマダラ生態マニアがやって来るさまも、見逃せない珍しい眺めです。

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